トランプ元大統領が副大統領候補に指名したバンス上院議員。
39歳の若さで副大統領候補に指名されたバンス上院議員は、これまでどんな経歴や学歴を辿ってきたのかが気になりますね!
調べたところ、バンス上院議員の過去の生い立ちが壮絶過ぎてやばかった…⁈
この記事ではこんなことがわかります▼
- バンス上院議員のプロフィール情報
- バンス上院議員の生い立ち
- バンス上院議員の経歴
- バンス上院議員の学歴
バンス上院議員のプロフィール情報
名前 | ジェームズ・デイビッド・バンス(James David Vance) |
生年月日 | 1984年8月2日(39歳) |
出身 | オハイオ州ミドルタウン |
学歴 | 公立ミドルタウン高校 オハイオ州立大学 イェール法科大学院 |
職業 | 上院議員 1期目(オハイオ州第3部より選出) |
前職 | 弁護士、投資家、作家 |
身長 | 190cmくらい |
共和党の副大統領候補に選出されたバンス上院議員は、オハイオ州ミドルタウンの出身の39歳です。
ちなみに、バンス上院議員の「身長」がかなり検索されていたので調べたところ、公式な情報は見つかっていませんが、身長190cmのトランプ元大統領と並ぶとほぼ一緒の身長であることがわかります。
そのため、バンス上院議員の身長は190cmくらいあると推測します。
バンス上院議員の生い立ちが壮絶
産経新聞が2024年7月16日に報じた内容によるとバンス上院議員は白人貧困家庭の出身で、母親が薬物乱用者でした。
そのため、バンス上院議員は幼い頃から主に祖父母のもとで育てられます。
バンス氏自身、ラストベルトに位置するオハイオ州の貧しい白人家庭で育った。母親は薬物中毒で交際相手を頻繁に変えていた。バンス氏は主に祖母に育てられるなど、家庭環境には恵まれなかった。
さびれた工業地帯の町に生まれる
バンス上院議員は「ラストベルト(さびれた工業地帯)」と呼ばれる、オハイオ州ミドルタウンに、父親のドナルド・ボウマン、母親のベヴ・ヴァンスの息子として生まれます。
出生名はジェームズ・ドナルド・ボウマンでした。
バンス上院議員の父親と母親はバンス上院議員が幼い頃に離婚。
バンス上院議員は5歳年上の姉とともに母親に引き取られ、母親は看護師として働きながら子供を育てました。
バンス上院議員の母親は結婚と離婚を繰り返し、父親が変わるたびにバンス上院議員は住む場所を転々とする生活を送りました。
主に祖父母の元で育つ
バンス上院議員は壮絶な家庭環境に置かれていたため、主に祖父母のもとで育ちました。
口が悪いけど正義感が強くて賢い祖母は、バンス上院議員に安心できる生活環境を整え、勉強することの大切さや働くことの大切さを教えてくれました。
こうした過去の経験から、バンス上院議員は「自分の本当の故郷は、祖父母の家があるアラパチア山脈にある田舎町のケンタッキー州ジャクソンだ」と話しています。
バンス上院議員は出生時の姓が「ボウマン(Bowman)」、その後に母親の3番目の夫の姓「ハーメル(Hamel)」となりますが、最終的には祖父母の姓「バンス(Vance)」の姓を名乗ることとなります。
生い立ちの自伝「ヒルビリー・エレジー」
バンス上院議員はイェール大学在学時、指導教授だったエイミー・チュア氏に「自伝を書いたらどうか」と勧められます。
そして、2016年に自伝『ヒルビリー エレジー』を出版。
バンス上院議員の自伝は2016・2017年のニューヨークタイムズのベストセラーリストに掲載され、2020年にドラマ映画『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』として公開されました。
〈『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』のあらすじ〉
名門イェール大学に通う青年は、憧れの職につく直前で故郷に戻ることになる。アパラチア山脈の田舎町で彼を待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母親の世話だった。幼かった頃のつらい記憶に苦しむ彼は、育ての親だった快活な祖母との思い出に支えられながら、再び家族と向き合っていく。
バンス上院議員の学歴
バンス上院議員の学歴はこちらです。
- 高校:公立ミドルタウン高校
- 大学:オハイオ州立大学
- 大学院:イェール法科大学院
高校:公立ミドルタウン高校
バンス上院議員の出身高校は公立ミドルタウン高校です。
〈公立ミドルタウン高校〉
住所:601 N Breiel Blvd, Middletown, OH 45042 アメリカ合衆国
バンス上院議員は公立ミドルタウン高校を卒業後、アメリカ海兵隊に入隊します。
大学:オハイオ州立大学
バンス上院議員は海兵隊除隊後、オハイオ州立大学に進学します。
〈オハイオ州立大学〉
- 住所:281 W Lane Ave, Columbus, OH 43210 アメリカ合衆国
- 全米大学ランキング(2023):49位
- 世界大学ランキング(2022):85位
バンス上院議員の出身大学のオハイオ州立大学は、日本の大学でいえば京都大学、九州大学、北海道大学などと同レベルとみられている大学です。
バンス上院議員は海兵隊除隊後、奨学金を受けてオハイオ州立大学に進学します。
大学在学中には共和党のオハイオ州上院議員のボブ・シューラ―氏のもとで働き、2009年に政治学と哲学の分野で優秀な成績をおさめて卒業しました。
大学院:イェール法科大学院
オハイオ州立大学卒業後、バンス上院議員はイェール大学のロースクール(法科大学院)に進学します。
〈イェール大学法科大学院〉
- 住所:127 Wall St, New Haven, CT 06511 アメリカ合衆国
- アメリカ法科大学院ランキング:1位
- 創立:1701年
バンス上院議員が進学したイエール大学は「世界最高峰の大学」といわれ、5人の大統領、19人の米国最高裁判所判事、49人以上のノーベル賞受賞者、500人以上の米国議会議員を輩出している超名門校です。
イエール大学法科大学院はアメリカ国内ではNo.1の法科大学院と言われているので、ここを卒業しているバンス上院議員は相当優秀な人物であることがわかりますね!
バンス上院議員はイエール大学法科大学院在学時、ロー・ジャーナルの編集者も務めていました。
バンス上院議員は2013年に法学博士号を取得し、イェール法科大学院を卒業します。
バンス上院議員の経歴は元海兵隊の弁護士で投資家!
バンス上院議員の経歴はこちらです。
- 2003年:高校卒業後にアメリカ海兵隊に入隊。7年間海兵隊員として従事。
- 2007年:海兵隊除隊。大学へと進学。
- 2013年:イエール大学法科大学院卒業後、法律事務所で勤務。ベンチャー投資家としても活動。
- 2016年
:自伝『ヒルビリー エレジー』出版
:12月、オハイオ州に引っ越してNPO「Our Ohio Renewal」を設立 - 2020年:オハイオ州シンシナティに本社を置く「Narya Capital」の資金調達で9,300万ドル(約147億円)を調達することに成功。
- 2022年:暗号資産支持派としてアメリカ中間選挙に出馬。トランプ大統領の支持を受けてオハイオ州上院議員に当選。
海兵隊時代
バンス上院議員は高校卒業後、従弟のレイチェルさんの勧めでアメリカ海兵隊に入隊します。
従弟のレイチェルさんと祖母
7年間アメリカ海兵隊に従事し、2005年には6ヵ月間イラクに派遣された経歴も持ちます。
イラク派遣から帰還後は、チェリーポイント基地のメディア担当広報係将校を務めました。
2010年に海兵隊除隊後、バンス上院議員は大学へと進学します。
弁護士・ベンチャー投資家時代
2013年にイエール大学法科大学院卒業後は弁護士として法律事務所に勤務、地方裁判所の判事にも従事しました。
その後、バンス上院議員はベンチャーキャピタリスト(投資家)としても活動。
ベンチャーキャピタリストとしてピーター・ティールが所有するベンチャーキャピタル会社『Mithril Capital Management, LLC』(カリフォルニア州)で社長を務めました。
政治活動家・上院議員時代
2016年頃にバンス上院議員は故郷・オハイオ州に引っ越し、NPO「Our Ohio Renewal」を設立して政治への道を志す準備を始めます。
そして2022年、バンス上院議員はアメリカ中間選挙にオハイオ州から上院選に名乗りを上げます。
バンス上院議員は元々は反トランプ派だったものの、トランプ元大統領の支持を得たことでトランプジュニアとして予備選で共和党候補に。
そしてアメリカ中間選挙では民主党候補のティム・J・ライアンを打ち破り、オハイオ州選出の上院議員となりました。
【まとめ】バンス上院議員の経歴は元海兵隊の弁護士!生い立ちが壮絶過ぎてやばい!
今回は「バンス上院議員の経歴は元海兵隊の弁護士!生い立ちが壮絶過ぎてやばい!」と題してお送りしました。
- バンス上院議員の生い立ちは、幼少期に両親が離婚。薬物依存の母親に引き取られたため養育は主に祖父母が行っていた。
- バンス上院議員の学歴はこちら。
高校:公立ミドルタウン高校
大学:オハイオ州立大学
大学院:イェール法科大学院 - バンス上院議員の経歴は、元海兵隊の弁護士でベンチャーキャピタリスト
幼少期に壮絶な生い立ちを経験しているバンス上院議員。
もしトランプ元大統領が当選して副大統領になったら、国民の気持ちがとても良くわかる若きリーダーになってくれそうですね!
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