秋田県内では「殿」の愛称で親しまれている秋田県知事の佐竹敬久さん。
またまた不適切発言で大炎上しています。
実は秋田県知事の佐竹敬久さん、秋田県の礎を築いた角館・佐竹北家の第21代目当主にあたる凄いお方なんです。
秋田県知事は不敵発言で度々炎上を起こしているのですが、一方で、「殿様だから仕方ないよね」と超援護されている様子も…?
この記事ではこんなことがわかります▼
- 秋田県知事のプロフィール
- 秋田県知事の出自・佐竹家について
- 秋田県知事の不適切発言とは?
秋田県知事の佐竹敬久のプロフィール
秋田県知事の佐竹敬久さんのプロフィール情報はこちらです。
名前 | 佐竹敬久(さたけのりひさ) |
ニックネーム | 殿 |
生年月日 | 昭和22年11月15日(75歳) |
出身 | 秋田県仙北市 |
家族構成 | 妻、娘1人、息子夫婦、孫1人、猫7匹 |
趣味 | ドライブ、買い物・後片付けつき料理、ゴルフ、何でも乱読の読書 |
学歴 | 東北大学工学部精密工学科 卒業 |
前職 | 秋田県庁職員、秋田市長 |
所属政党 | 無所属 |
秋田県知事の佐竹敬久さんは2024年現在4期連続で秋田県知事を務める有能な知事です。
佐竹敬久さんは私生活では大の猫好きとして知られ、7匹の猫に囲まれて暮らしています。
7匹の猫の中には東日本大震災支援のお礼としてロシアのプーチン大統領に贈った秋田犬(ゆめちゃん)のお返しに、翌年贈られてきたシベリア猫(ミールくん)も含まれています。
佐竹敬久さんとミールくん
秋田県知事は佐竹家系のお殿様!
秋田県知事の佐竹敬久さんは、秋田県の礎を築いた秋田藩主佐竹家の分家・佐竹北家のご出身で、第21代目の当主をつとめています。
佐竹北家は清和源氏の名門佐竹氏の分家にあたり、江戸時代には秋田藩の角館の統治を行っており、明治時代には男爵に叙せられた。次男の敬久は、外祖父である第20代当主・佐竹敬治郎(第18代当主・佐竹義尚の次男)から家督を受け継ぎ、第21代当主となった。
秋田県知事は時代が時代であればお殿様だった方なので、秋田県内では秋田県知事のことを親しみを込めて「殿」と呼んでいます。
佐竹家の家系図
秋田県知事の佐竹敬久さんの「佐竹家」の家系図をみてみましょう。
秋田県知事の佐竹敬久さんの家である「佐竹北家」の歴代当主はこちらです。(赤四角部分)
佐竹義重-岩城貞隆-佐竹義隆-義処-相馬叙胤-徳胤-恕胤-祥胤-樹胤-根来盛実-(北家)佐竹義尚-敬治郎-女子(和井内貞二郎妻)-敬久(秋田県知事の佐竹敬久さん)
引用:佐竹家家系図
佐竹家は秋田県の礎を築いた家系
秋田県知事の佐竹敬久さんは、自身の公式サイト内で佐竹家の家系由来を載せています。
1602年、常陸国から出羽国・秋田へ移り、現在の秋田県の基礎を築いたとされる佐竹氏の、角館・佐竹北家の第21代目。生まれ育った角館、そして秋田を大事にしている。また、佐竹氏ゆえに、一部の秋田県民からは「殿」のニックネームで呼ばれることがある。
引用:秋田県知事公式サイトより
<佐竹北家>
清和源氏佐竹氏の分流にあたる武家・士族・華族だった家。戦国時代に常陸国太田城の北に住したため、こう呼ばれる。江戸時代に佐竹氏が出羽国久保田藩(秋田藩)に減転封された後には同藩の一門家臣となり、維新後には士族を経て華族の男爵家に列した。
佐竹北家の家系は「お殿様の家系 → 士族 → 華族・男爵家」というルートを辿っているので、明治時代以降は貴族階級に位置した凄い家系です。
佐竹家当主は「殿」の愛称で親しまれている
秋田県知事の佐竹敬久さんは知事の仕事が多忙でも、佐竹北家の家系の当主であることを大切にしています。
毎年9月7日~9日にかけて行われる角館市のお祭りでは、毎年必ず「佐竹北家当主御座席」が準備され、お祭りの中日にあたる8日には佐竹敬久さんがその席からお祭りを観覧されるのが恒例となっています。
佐竹敬久秋田県知事は角館町民から自身が「殿」と呼ばれるだけではなく、奥様は「奥方様」、息子さんは「若様」、娘さんは「姫様」とご家族全員が愛称で呼ばれ、親しまれています。
秋田県知事の不適切発言は殿様だから仕方ない?
秋田県知事の佐竹敬久さんは2023年10月23日に開かれた会合の講演の際に、四国地方の料理を「うまくない」、名産物であるじゃこ天を「貧乏くさい」と発言したことが大炎上しました。
これについて秋田県知事の佐竹敬久さんは謝罪を表明。
また、2024年7月には秋田県小坂町のことを「貧乏なんだよ」と発言して再び炎上しています。
①「じゃこ天は貧乏くさい」発言
2023年11月15日の讀賣新聞の報道によると、秋田県知事の佐竹敬久さんは2023年10月23日に開かれた全国知事会の会合の席で「じゃこ天は貧乏くさい」と発言したことが話題になりました。
佐竹知事は10月23日、秋田市での会議で「じゃこ天は貧乏くさい」などと発言。
佐竹敬久さんは過去に訪れたことのある四国地方の料理について言及したシーンで、
「メインディッシュがいいステーキだと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい」
「秋田ほどうまいものがある所はない。四国なんかもう大変。酒もうまくない」
と発言し、この発言が失礼すぎると大炎上!
NHKが2023年10月25日に報じた内容によると、秋田県知事の佐竹敬久さんは、「会場を盛り上げようという思いもあったが例えが悪かった」と謝罪を表明しました。
秋田県の佐竹知事は臨時の記者会見を開き、23日に行った自らの講演で、四国地方の酒と料理を挙げて「うまくない」「貧乏くさい」などとけなす発言したことについて「不穏当で不見識な発言だった」と陳謝しました。
「四国の方々、四国と関係のある方々、県民のみなさまに大変に不快な思いをさせたということで、心からお詫び申し上げたいと思います」
②「小祝町は貧乏」発言
2024年7月13日に讀賣新聞が報じた内容によると、秋田県小祝町で2024年7月11日に行われた意見交換会で、佐竹敬久さんは「(小祝町は)金がない。貧乏なんだよ」と発言したことが話題になっています。
- 秋田県の佐竹知事は小坂町で開かれた町民との意見交換会で、「この町は金がないんだな。貧乏なんだよ」などと発言
- 県などによると、知事は同町で11日に開かれた「知事と県民の意見交換会」に参加し、町内の施設の改修を提案されて発言をした
- 町民や町職員が会場にいた
秋田県知事を擁護する声が多数!
失言が話題となってしまう秋田県知事の佐竹敬久さんですが、ネット上では意外とフォローする声が多く、また秋田県民が「うちの知事がゴメンナサイ」とフォローする様子も見られています。
秋田のお殿様が敵大将の食べ物を旨いというはずがない
佐竹敬久さんの「じゃこ天は貧乏くさい」という失言があった際、ネット上では「秋田のお殿様が敵大将の食べ物を旨いというはずがないだろ」と、佐竹敬久さんを擁護して楽しんでいる様子がみられました。
じゃこ天のルーツが伊達政宗(の息子)にあるの笑う
そら佐竹の殿様(秋田県知事)が気にいるわけないわねw引用:Xより(2023.10.25)
じゃこ天は宇和島藩初代藩主の伊達秀宗が故郷の仙台から連れてきた蒲鉾職人に作らせたもの、と知りました。味の問題というより、伊達由来だから佐竹家としては余計に“不味い”んだな。面白い。
引用:Xより(2023.10.24)
「うちの知事がゴメンナサイ」という秋田県民の対応
2023年11月15日の讀賣新聞の報道によると、佐竹敬久さんの「じゃこ天は貧乏くさい」という失言の後、愛媛県のじゃこ天を買い求める秋田県民が多かったようです(笑)
- 佐竹知事の発言後、愛媛県宇和島市の安岡蒲鉾店ではじゃこ天の売り上げが1.5倍になった。
- 大半がネットや電話注文で、6割が秋田県から
- 「うちの知事が失礼しました」とおわびが添えられた注文もあった
- 約15種類のじゃこ天を取りそろえるアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」(東京都港区)でも、1日当たりの売れ行きは約50個から倍増。
- 「秋田出身です。知事発言もあって買いにきました」と打ち明ける客も
【まとめ】秋田県知事(佐竹敬久)は佐竹家のお殿様!21代目当主で地元では愛されキャラ
今回は「秋田県知事(佐竹敬久)は佐竹家のお殿様!21代目当主で地元では愛されキャラ」と題してお送りしました。
- 秋田県知事の佐竹敬久さんは江戸時代に秋田県の礎を築いた、秋田藩主佐竹家の分家・佐竹北家家系の出身
- 度々失言が目立つが、意外とネット民や秋田県民からフォローされている愛されキャラ
度々失言で炎上してしまう秋田県知事の佐竹敬久さん。
でも、ネット民や秋田県民から愛されている「憎めない殿様」ということがわかり、なんだかほっこりしますね。